ジャンルは明確に

マンガを描く前に、ストーリーを作っていかなければなりませんが、その際に自分の描こうとしているマンガのジャンルを明確にすることが大切です。

ただ、一つのジャンルにこだわってしまうと、メリハリのないマンガとして起伏のないつまらない作品に仕上がってしまうので、シリアス10、バトル60、コメディ30など、100分のどのくらいのジャンルを各パートが占めるのかを決めることが、面白いマンガづくりの一歩です。

マンガを描きだす前から、メインのジャンルを決めていると思いますが、必ず他のジャンルもどの程度取り入れていき、メインに対してどのくらい取り入れるのかを数値で表わした上で、マンガ制作に取り組みましょう。

ジャンルが決まり、ストーリーを作ると、いよいよマンガを描いていくのですが、ジャンルを絵で表現していくことはとても難しい作業となります。

例えば、激しいバトルのシーン後には、シリアスなシーンを作りがちですが、バトルシーンで描いたキャラクターの表情を急激にシリアスな悲しい顔や真剣な顔で描いてしまっては話がおかしくなりますし、シリアスシーンにはつきものの雨もバトルシーンで快晴のような天気だったのに、急激に雨の天気を描いてしまうとつながりがおかしくなってしまうのです。

そのような作品は読者が付いていけず、感情移入しにくい作品となり面白くないと酷評されてしまいます。

酷評されないためには、マンガ家として暴走せずに、ゆっくりとシーンを入れ替えて読者が、感情移入しやすいように心掛ける必要があります。

そこで、一度マンガを描いたなら、必ずいろんな人に読んでもらい、自分本位になっていないかを確認してください。

また、メインのジャンルは掲載される雑誌の種類も影響します。

アクションなら少年マンガが中心になり、女の子の恋愛なら少女マンガになり、コメディなら登場人物の年齢によって雑誌が異なってきます。

メインのジャンルをあらかじめ決めておくことは、マンガ家として連載するために意識すべき重要なことと言えるでしょう。

しかし、メインのジャンルを決めることは簡単です。

自分の伝えたい想いが、どのジャンルなら伝わりやすいかを考えるだけです。

例えば、伝えたい思いが、届かない異性への想いなら恋愛ですし、勇気を踏み出すということなら強大な敵に立ち向かうようなバトルマンガでしょう。

そして、投稿したい雑誌からも、メインのジャンルを決めることだってできます。

どんなジャンルなら違和感なく読まれるのかを考えれば、憧れていた雑誌にも連載することができるでしょう。

自分でマンガを描いていくことが難しいと感じたら、専門学校に通ってください。

専門学校では、ジャンル決めの際に、ここに書いてある以上のことを学べるはずですよ。

マンガの専門学校でジャンル決めの極意を学ぼう

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